2012/01/30

When Saints Go Machine /『Konkylie』[!K7]

1/30/2012
デンマークのレーベルTarteletの看板テック・ハウスデュオ、Kenton Slash Demonの2人を含むコペンハーゲンのエレクトロ・ポップ4ピース、When Saints Go Machineの2枚目となるフルアルバム。1st『Ten Makes A Face』では実験的でRPGの終盤に掛かりそうな”New Elvis”、ベタなディスコハウス”Spitting Image”やラフなバンドサウンドを聴かせる”Head Over Heartbeat”といったアップテンポな曲もあったんですけども、本作はスローテンポで内省的な雰囲気の曲が全体を占めている。とはいえ歪なシンセ音や民族的なリズムだったりちょっと実験的で多彩な所は変わらずで、1stのよい所は残しつつ北欧らしい世界観に統一されたってとこでしょうか。

このバンドのボーカルNikolaj Manuel Vonsildって裏声を多用する好みが分かれそうな人なんだけど、本作のメランコリックで落ち着いた雰囲気にはとてもよく合っているし、1stより洗練されて魅力的な作品に仕上がっていると思う。去年買ってたら年間ベスト40位内に入れてたかもってくらい気に入りました。よいです。
ところでKenton Slash Demonの方はアルバム出さないのかしら。

本作の試聴はコチラ


When Saints Go Machine - Church And Law

 
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