双子の片割れClaudia Dehezaが脱退して、Alejandra DehezaとBenjamin CurtisのデュオとなったSchool of Seven Bells(SVIIB)の3rd。デュオになって初の作品という事だけど、一聴して感じるのは輪郭がはっきりしてよりポップになったかなという印象(2nd聴いてないからアレだけど)。生ドラムの存在感もあるし、本作のベストトラックであろう”Lafaye”は4つ打ちの実にわかりやすいavexのJ-Popみたいなトラックですし。もう”Half Asleep”や”My Cabal”の溶けこむ様なコーラスは聴けないのかもしれないけれど、”The Night”, “Lafaye”もいいし”When You Sing”みたいなナイスシューゲもあるし、これはこれで悪くないです。
ところで最近帯付けて適当にボーナストラック足しただけみたいな日本盤が多いのが気になります。インストものならそれでいいかもしれないけどSVIIBは歌がウリだし、何よりこの作品は「少女Lafayeと彼女に取り憑く幽霊のストーリーを描いたコンセプトアルバム」なのだから、どうでもいいボートラ付けたり紙ジャケの質に拘るよりも、対訳くらい付けるべきじゃないかなって思うんですけどね。
2013.02.16 お詫びと訂正
コメント欄にて『Ghostory』日本盤の発売元Planchaレーベルの方よりご指摘頂きまして、歌詞対訳はついている筈とのことで確認したところ、当方の所持CDにも歌詞がついておりました…。しっかり確認せずにてきとうな事を書いてしまい、大変ご迷惑御掛け致しまして本当に申し訳ありませんでした。二度とこういった事がない様、再発防止に努めたいとおもいますので、今後とも宜しくお願い致します。
School of Seven Bells - The Night
http://65record.blogspot.com/2012/03/school-of-seven-bells-ghostoryvagrant.htmlSchool of Seven Bells /『Ghostory』[Vagrant / Plancha]
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