Artist : The Joy Formidable
Title : Wolf's Law
Label : Atlantic
Release Date : 2013/01/21
Format : CD
Amazon(CD)/Amazon(MP3)
ウェールズ出身の3人組、The Joy Formidableの2nd。前作『The Big Roar』は2011年の年間ベスト1位にするくらい気に入ってたんですが、合間にリリースしていたEP等で起用していたリミキサーの傾向やPassion Pitをカバーしてたりするのを見て、もっとシンセを大々的に取り入れたデジデジした大作になるんじゃないかと心配だったのだけど、結論からいうと色々と装飾は増えたものの、まだらしさは残っている。
美麗なストリングスで始まる"This Laddar is Ours"、行進曲みたいな"Cholla"とポップな曲が並ぶ導入部からして、ノイズから始まる前作と違って分かりやすいし、最終トラック"The Turnaround"(といっても悪しき流行の隠しトラック"Wolf's Law"がこの後あるのだが）もまたストリングスを取り入れた壮大な曲で、思わず「さらばメーテル、さらば銀河鉄道９９９」と城達也のナレーションが聞こえてきそうな感動大作ものであり、面白みには欠けるけれど、これはこれで悪くはない。でもまあ正直なところ、この人達ってリッツィがギター持って歌えばノイズ撒き散らしてもポップになる、そういうバンドだと思うので、あんまり普通の分かりやすい方向には行かなくてもいいんじゃないかなーって思うんですけどね。
まあこんな曲ばかりばかりだったら困ってしまうんですが、前作譲りの小気味よさが光る"Tendons"や、メタル色全開なリズムとギターが吠える"Maw Maw Song"といった曲もあるので、"Whirring"に匹敵する様な曲は無いものの、前作が好きな人もそれなりに満足出来るんじゃないかな。全体的には悪くはない佳作でしょう(やっぱちょっと平凡かなあ…) まあそれはさておき、そろそろ2度目の来日してくださいませんか。
Title : Wolf's Law
Label : Atlantic
Release Date : 2013/01/21
Format : CD
Amazon(CD)/Amazon(MP3)
ウェールズ出身の3人組、The Joy Formidableの2nd。前作『The Big Roar』は2011年の年間ベスト1位にするくらい気に入ってたんですが、合間にリリースしていたEP等で起用していたリミキサーの傾向やPassion Pitをカバーしてたりするのを見て、もっとシンセを大々的に取り入れたデジデジした大作になるんじゃないかと心配だったのだけど、結論からいうと色々と装飾は増えたものの、まだらしさは残っている。
美麗なストリングスで始まる"This Laddar is Ours"、行進曲みたいな"Cholla"とポップな曲が並ぶ導入部からして、ノイズから始まる前作と違って分かりやすいし、最終トラック"The Turnaround"(といっても悪しき流行の隠しトラック"Wolf's Law"がこの後あるのだが）もまたストリングスを取り入れた壮大な曲で、思わず「さらばメーテル、さらば銀河鉄道９９９」と城達也のナレーションが聞こえてきそうな感動大作ものであり、面白みには欠けるけれど、これはこれで悪くはない。でもまあ正直なところ、この人達ってリッツィがギター持って歌えばノイズ撒き散らしてもポップになる、そういうバンドだと思うので、あんまり普通の分かりやすい方向には行かなくてもいいんじゃないかなーって思うんですけどね。
まあこんな曲ばかりばかりだったら困ってしまうんですが、前作譲りの小気味よさが光る"Tendons"や、メタル色全開なリズムとギターが吠える"Maw Maw Song"といった曲もあるので、"Whirring"に匹敵する様な曲は無いものの、前作が好きな人もそれなりに満足出来るんじゃないかな。全体的には悪くはない佳作でしょう(やっぱちょっと平凡かなあ…) まあそれはさておき、そろそろ2度目の来日してくださいませんか。
