最近
Kaleidoscopeレーベルを立ち上げたロンドンを拠点とするナゾのプロデューサーPattenの昨年リリースされた1stフルアルバム。まずタイトルからして何て読むのか判らないんですが、
彼のSoundCloudを見ると本作のリミックスセットに『QALOGJ OACSSXA』だの『JLAGQO CSOAAXS』とカットアップされたタイトルをつけていて、洒落が利いているというか、どこか人を喰った様な印象を受けなくもない謎の男、Patten。しかしパッテンて名前は間抜けな響きがよいですね。
まあそんな事はどうでもいいとして肝心の音の方はというと、ハウス、ダブ、ニューウェーブ、シューゲイザー…と雑然としており、そこへPattenが得意とするっぽいアブストラクトなビートやカットアップ、グリッチ等を駆使してエディットされたサウンドは、すごく出来のよいIDMを聴いている様な感じ。正直な所Peaking Lightsのリミックスを聴いた印象から、もっとヘンテコで人を選ぶ音を想像していたので余りのセンスの良さに面食らってしまいました。まあなんだかよくわかんないけど、これはなかなか素晴らしい作品なんじゃないかなと。ちなみにCD版を購入すると『Edits』という特典CDが付いてくるんですが、そちらも狂ったカットアップが炸裂していて聴き応えあります。
patten - Plurals from
///NO PAIN IN POP\\\ on
Vimeo.
http://65record.blogspot.com/2012/03/patten-glaqjo-xaacssono-pain-in-pop.htmlPatten /『GLAQJO XAACSSO』[No Pain In Pop]
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