公演終了後のステージ |
運営のgdgdもあって後ろの方の人は相当待たされて大変だったみたいだけど、 私はすんなりドリンクと最前列確保。開演時間までダラっと待ってた訳ですが、周囲を見てみると客層は20代前半の若者が多く、フローレンスのライブ(過去記事)と違って大半は日本人で人気の高さが伺えました。チケット完売との事だったので、すし詰め覚悟でしたがそれなりに隙間もあって丁度よい混み具合。徐々に開演が近づくに連れてBGMのBurialやら、ビデオカメラマンへの「4は新曲だから絶対撮るなって言われてるから!」という指示を聞いたり、セットリストを盗み見ようとしたりして1人でアガってました。ってな訳で以下セットリスト。
(昨日のセットリストと、Setlist.fmの過去データからの推測)
The xx Setlist at LIQUIDROOM, Tokyo [2012.07.04]
- New Song(Angels?)
- Islands
- Heart Skipped A Beat
- New Song(Fiction?)
- Basic Space
- Infinity
- VCR
- Crystalised
- Fantasy
- Shelter
- New Song(Reunion?)
- New Song(Sunset?)
- Night Time
- New Song(Take Care?)
- Intro
- New Song(Tides?)
- Stars
そんなこんなで開演時間を20分程過ぎた頃に照明が落ちて…The xx登場!!目の前にスリムになって凛々しさを増したロミー・マドリー・クロフトが!…ってアレ、なんかジャケットの右肘破れてね?とどうでもいい事に気づいてしまったんだけど、あれはスリットなんでしょーか。まあそれは置いといて"Intro"かと思いきや、いきなりしっとりした新曲から開始、ロミーが歌い始めるとたちまちThe xxの世界に染まる会場。この時点で今日はいいもの見れたなーと早くも満足。次の"Island"だったか"Heart Skipped A Beat"で出だしトチって、オリバーが「もう1回」みたいな事言ってこれにも会場盛り上がってました。んで次の4曲目がすごくよい雰囲気の曲だったんですよ、1stの延長的な世界観ながらもよりメロディックで2ndアルバムへの期待が益々高まる様な。新曲のいくつかでは、ジェイミーがシンセ弾きながらドラムパッド叩いてて忙しそうでした。
MCは基本的に殆ど無くて、たまにオリバーがボソッと2年ぶりに戻ってきました。みたいな事を言ってた程度(っていうか英語力皆無なので)。ロミーは終始無表情でクールな佇まい、でもたぶん外人の姉ちゃんだと思うんだけどたまに素っ頓狂な声で「I Love You!!」みたいな事言ってた時は下向いて吹きそうになっていたのを私は見逃さなかった…!後ろのスクリーンには雲みたいな模様の映像が流れているものの、3人の存在感が有り過ぎて全く目に入らなかったんですが、11か12曲目の新曲はジェイミーの作り出す迫力あるビートに、ロミーのギター、2人のボーカルが絡む幽玄な曲で、唐突に暴力的な表現に切り変わった映像の効果も相まって凄まじい盛り上がり!これがこの日のハイライトだったんじゃないかな。この曲がアルバムだとどうなるか判らないけど、ブリアルの『Kindred EP』みたいな雰囲気もあって完全にツボだったし、ジェイミーの才気と同時に2ndの傑作をも予感させる素晴らしいパフォーマンスでした。んで、Night Timeとその後のは新曲?なのか判りませんがJamie xxの"I'll Take Care Of U"の編曲みたいなのを演ってとりあえず終了。
アンコールの拍手が鳴り止まないで居ると意外とあっさり再登場。流れ始めたのは…"Intro"!!だったんだけど、ボーカルパートはなしだったのがちょっと残念。新曲を挟んで最後は"Stars"で公演終了。彼らのライブは過去の映像でしか知らなかったんだけど、1stの曲もライブアレンジになっていたりDJ MIXみたいに曲間がスムーズに繋がる所も多く、これも世界観がしっかりしている彼らならではだと思うし、自分も引き込まれてほんとによいライブでした。"Infinity"でオリバーのアレが見れなかったのはやや残念でしたけども。
後ろの方だと音が小さかったみたいですが、私はスピーカーの目の前だったのでビリビリ痺れる低音も浴びまくりで大満足。いやーよかったよかった。っていうかまた来日してください!!
来日時に滞在したホテルで撮影されたという"Angels"