会場に入って最初に見えてくるのは、Social Clubと名付けられた小さなステージ。内心なにこの100円パーキング…と思って怯えていたんですが、入り口だからというのもあるのかもしれないけど、ここでは比較的分かり易いテクノやハウスなんかが鳴っていて、このフェスの性格を特徴づけていたと思うし、音もよかった。最初はNINOさんという方がDJしてたんですが数人が踊ってただけで超ガラガラ…大丈夫なのかXLAND。
とりあえず朝から何も食べてなかったので腹ごしらえしようという事になり、Social Club横のBBQエリアの飲食店スペースへ。タコスでも食べようとしたらまだ準備中との事。このフェスってスロウライフもコンセプトだったのかしら…?と思いつつ横のケバブ屋へ。ここのチキンケバブは中々おいしかった。このときは10時30分頃でまだ空いてたんだけど、人が増えてきた午後にはどの店も行列になってかなり待たされる感じだったので、来年は手早く出せるメニューを増やすと共に、出店数も増えるといいんじゃないかなあ。
ケバブを食べつつメインステージであるPlesure Stageへ行くと、物凄い人が!…居る訳もなくガラガラ。伝説のウドーフェスかと。メインステージだけあって結構広いんだけど、この時間いたのせいぜい2-300人くらい。でもライブをやってたThe Beautyという日本のユニットは凄くよかったので、今度音源を聴いてみたい。
ビール飲んでダラダラしているとSeahawksが始まったので、最前列へ。始まってからでも人にぶつかる事もなく最前行けるのがXLAND!キックが鳴るたびに風がブワッと来る迫力あるスピーカーシステムに軽く感動、このフェスは総じてどのステージも屋外フェスとしては音がよかった。よく知りませんがeastaudio SOUNDSYSTEMがプロデュース!とか宣伝してましたもんね。Seahawksはバレアレックな感じのステージで、特に盛り上がる事もなく進行していると突然の大雨!と同時にサーッと木陰に移動するオーディエンス。ただでさえ人が少ないのに一瞬でステージ前は超ガラガラに。教訓「屋外フェスではカッパを持って行こう」
暫くすると雨脚が弱まってきたので、Forest Stageに行って見る事に。丁度Joe Clausselがプレイしてたんだけど、このステージは名前の通り自然の中って感じで気持ちよかった。マイナスイオン出てますねここは。人も丁度いい密度だったし、クラバーが集まっているのか踊っている人ばかりで、やたらとカラフルでピースフルな雰囲気も○。メインステージから10分も歩けば行ける近さもよいです。
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何故かスモーキーなForest Stage |
Deadbeat+Tikimanの為に再びForestへ。Tikimanがなんかふにゃふにゃした日本語喋ってたのは面白かったけど、個人的にはDeadbeatのみで聴きたかったかな。てな訳で途中でLegoweltへ移動、このおっさん見た目も渋いし超かっこよかった。作風まんまのアシッディーでメロディアスなトラックをガンガン掛けていて、Social Clubだから人は多くはないんだけどかなり盛り上がってました。個人的なベストアクトはこの人です。Friendly Firesは時間的に昨年のコーストと大体同じ流れなのが予想できたので、今回はチラ見だけで撤収。
まあ全体的に人の少なさ故ってのがあるんだけど、実にまったりダラダラして雰囲気がよかったので、リラックスしつつ楽しめました。個人的にはメインのPlesure Stageに関しては、もちっとロック寄り?にしてもいいんじゃないかって気がします。トイレ待ちは皆無だし、ゴミ捨て場にはスタッフが常駐しきちんと分類されていたり、飲食店で結構待たされる事以外は運営面への不満は全くなく本当に快適なフェスでした。今後も継続されるのか不安になる様な参加者の少なさでしたけど、来年も開催される様なら面子次第でまた参加したい。ありがとうXLAND!!
http://xland-festival.com/