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All is Forgiven(Amazon) |
てな訳で聴いてみると、ちょっとウィッチハウス入ってるとか、ジャケットのイメージどおり暖かみのある音が鳴っているものの、これまで聴いた作品とそう変わらない作風。幾重にも重ねられたボーカルと、途中から入る端正なリズムが緊迫感をもたらす19分、エモーショナルな男性ボーカルが印象的な26分もなかなかよいんだけど、このアルバムの主役はなんと言っても31分(aka “Today He Felt Life”)でしょう。ゆりかごから最後は天国まで連れて行かれてしまう様なドラマティックな展開で、素晴らしい小説を読んだ後や映画を観た後の様な深ーい余韻を残してくれます。アルバム全体としては前作『Serenity』と甲乙付けがたいけど、この31分は余りにも良すぎる!私の中では間違いなく年間ベストトラック候補です。来年の来日ライブでこの曲やってくれないかなあ…生で聴いたらそのまま昇天してしまうかもしれませんが。