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Red(Amazon) |
…てな訳で聴いてみると、本作はリードシングル"We Are Never Ever Getting Back Together"からして明らかにダンスミュージック調であり、ますますテイラーのカントリー離れが進んでいる訳ですが、それはいいとして肝心のダブステップを取り入れた”I Knew You Were Trouble”はインパクトはあるけれど、メロディーが既聴感あるし、サビにEDMぽいベースを載せただけであまり面白い結果にはなってないかなあ。なんでも狂った感じを出したかったそうだけど、それならMax Martin("22"もイマイチすぎるし)じゃなくてPattenさんとかをプロデューサーにすればいいのに…。そんな有り得ないタワゴトは置いといて、本作で一番興味深いのはやっぱりSnow PatrolのGary Lightbodyとのデュエット”The Last Time”かしら。北欧らしく暗くて重厚なこの曲に関してはテイラー1人では作れない感が漂っており、コラボした甲斐があったんじゃないでしょうか。
まあ一部不満はあれど、なんだかんだNever Ever Everは好きですし、こういうメインストリームで売れるポップスの魅力てのを感じます。その他も表題曲”Red”や”Starlight”をはじめテイラーらしい伸びやかポップな曲も揃っているので、ファンの人は引き続き買いでしょう。個人的には演歌みたいなベタベタ感のあった前作『Speak Now』や『Fearless』のほうが好きですけど、かわいいからなんでもいいですよね(てきとう)
ところで今回もUS盤と他は違うアレンジだったりするのかな。私が買ったのはUK盤ですが。