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Title : Planet EP(SSV003)
Label : Silent Season (CAN)
Release Date : 2012/08/26
Format : 12”
カナダはバンクーバーアイランドの森の中に居を構えるSilent Seasonは、Resident Advisorによると「深い森に鳴り響くオーガニックな作風のダブテクノ/アンビエントレーベル」とのことで、再生紙を利用した手作り感のあるレコードジャケットも特徴です。そんなSilent Seasonから、イタリア出身で現在はハンブルクを拠点とする新鋭テクノプロデューサーEdanticonfことEdoardo Zerbinatiが昨年リリースした3曲入りEP。マスタリングがVoices From The Lake(過去記事)のNeelだったりして、Prologueの面々と親交が深い人みたい。
という訳で聴いてみると、音の方もPrologueと親和性の高いヒプノティックなテクノであり、Claudio PRCとDonato Dozzyの中間みたいな印象(てきとう)。テクノらしい音を多用した鮮鋭感と柔らかさも併せ持つ薄闇に妖しく煌めく”Forest Echo”。荒涼とした異世界を描くアトモスフェリックな表題曲”Planet”。柔らかなビートとゆらめくシンセパッド、延々と鳴り続けるパルス音が霧の中へ迷い込んだ様な映像を喚起させる”Planet (Abdulla Rashims Inca Edit)”。どれもクォリティが高く、Prologueが好みの人なら気に入るであろうなかなかの良作で、これはちょっとアルバムもチェックしておきたいところです。
