"∆∆∆∆Rasik∆∆∆∆"やら"≈Ω≈Ω≈Ω≈Ω≈Ω≈Ω≈Ω≈Ω≈"だのといった曲名はじめ、音から歌い方までゴスっぽさに満ちていた前作『Halfaxa』から一転して、やたらとポップになってます。こうした自由で雑食性の高い所がポスト・インターネットなのかもしれないけれど、ジャケットの悪趣味なセンスに関しては前作から変わってません。Kraftwerkぽいレトロ・フューチャーなシンセサウンドはそれなりに面白いし、それを昔の篠原ともえみたいな女の子が1人でシンセたくさん並べて歌う、という絵も申し分無いんだけど、もっとヘンテコなの期待してたというか…なんとなくあんまりハマれませんでした。まあBGM的に流しておく分には悪くない佳作ってとこでしょうか。
Grimes - Vowels = Space and Time
Grimes - Genesis